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身顫
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みぶるひ
ふりがな文庫
“
身顫
(
みぶるひ
)” の例文
それでからもう
砂利
(
じやり
)
でも
針
(
はり
)
でもあれと
地
(
つち
)
へこすりつけて、
十
(
とう
)
余
(
あま
)
りも
蛭
(
ひる
)
の
死骸
(
しがい
)
を
引
(
ひツ
)
くりかへした
上
(
うへ
)
から、五六
間
(
けん
)
向
(
むか
)
ふへ
飛
(
と
)
んで
身顫
(
みぶるひ
)
をして
突立
(
つツた
)
つた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
そしてまた強い
痙攣
(
けいれん
)
するやうな
身顫
(
みぶるひ
)
をした。彼のすぐ傍にゐたので私は、憤怒、または絶望の
痙攣的
(
けいれんてき
)
な顫へが、彼の身體を駈けめぐるのを感じた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
その勇気におつ
魂消
(
たまげ
)
たやうに、
其辺
(
そこら
)
の
珈琲
(
コーヒー
)
茶碗はがち/\と
身顫
(
みぶるひ
)
をして飛上つた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
人だつて死ぬと聞いて、私は妙な
身顫
(
みぶるひ
)
を感じた。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
顫
漢検1級
部首:⾴
22画
“身”で始まる語句
身体
身
身上
身装
身扮
身體
身動
身長
身代
身悶