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賤敷
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いやしき
ふりがな文庫
“
賤敷
(
いやしき
)” の例文
差上しに二條家
御感
(
ぎよかん
)
の餘り其
儘
(
まゝ
)
奏聞
(
そうもん
)
なし給へば
賤敷
(
いやしき
)
女にも
斯
(
かゝ
)
る
風流
(
ふうりう
)
有けるよと
即座
(
そくざ
)
に御
歌
(
うた
)
所へ
遣
(
つか
)
はされ
歌仙
(
かせん
)
へ
加
(
くは
)
へさせられ又
北面
(
ほくめん
)
北小路
(
きたこうぢ
)
從五位下
東大寺
(
とうだいじ
)
の
長吏
(
ちやうり
)
若狹守藤原保忠
(
わかさのかみふぢはらやすたゞ
)
勅使
(
ちよくし
)
として祇園へ
至
(
いた
)
り 勅使なりと聲を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御胡亂
(
ごうろん
)
と
思召
(
おぼしめ
)
さば是まで嘉川樣の奧向に勤めし者に御尋ね下さるゝが論より
證據
(
しようこ
)
相分
(
あひわか
)
り候夫れゆゑに平助樣御代の
御用役
(
ごようやく
)
は山口樣も私し方に居らるゝ二人の衆も藤五郎樣御兄弟の御命が
危
(
あやふ
)
く存ずる故
斯
(
かく
)
の次第に成行申せしなり私し儀は
賤敷
(
いやしき
)
身分
(
みぶん
)
に候へ
共
(
ども
)
聊かたりとも
僞
(
いつは
)
りなど申者では御座なく又人樣の
難儀
(
なんぎ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
賤
漢検準1級
部首:⾙
15画
敷
常用漢字
中学
部首:⽁
15画
“賤”で始まる語句
賤
賤民
賤女
賤劣
賤業
賤奴
賤機山
賤婦
賤夫
賤子