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貂
ふりがな文庫
“貂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てん
86.1%
ちょう
2.8%
てう
2.8%
むじな
2.8%
エルメリノ
2.8%
ミンク
2.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てん
(逆引き)
そして、すらりとした
華奢
(
きゃしゃ
)
な体を、揺り
椅子
(
いす
)
に横たえて、足へは
踵
(
かかと
)
の高い
木沓
(
きぐつ
)
をうがち、首から下を、深々とした黒
貂
(
てん
)
の
外套
(
がいとう
)
が覆うていた。
紅毛傾城
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
貂(てん)の例文をもっと
(31作品)
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ちょう
(逆引き)
なまじいなことをして、
狗
(
く
)
をもって
貂
(
ちょう
)
に続き、竹を
栽
(
き
)
って木を修むるような仕儀に立ち至らしむるよりは、いっそのこと己の子をもって、相続せしむる方がよいとのことだ。
東山時代における一縉紳の生活
(新字新仮名)
/
原勝郎
(著)
貂(ちょう)の例文をもっと
(1作品)
見る
てう
(逆引き)
貂
(
てう
)
ははやしを出て見てる。
そりとランターン
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
貂(てう)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
むじな
(逆引き)
図らずも難風に出会い、その二人の舟人は途中に
於
(
おい
)
て相果てました、
一人
(
いちにん
)
の舟人が
死際
(
しにぎわ
)
の
懴悔話
(
ざんげばなし
)
を聞きますると、旅宿で船の世話をしてくれた
商人
(
あきんど
)
も其の二人の舟人も同じ穴の
貂
(
むじな
)
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
貂(むじな)の例文をもっと
(1作品)
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エルメリノ
(逆引き)
老いたる
僧官
(
カルヂナアレ
)
達は紫天鵝絨の袍の
領
(
えり
)
に
貂
(
エルメリノ
)
の白き毛革を附けたるを
穿
(
き
)
て、埒の内に半圈状をなして列び坐せり。僧官達の裾を捧げ來し僧等は共足元に
蹲
(
うづくま
)
りぬ。
贄卓
(
にへづくゑ
)
の傍なる
小
(
ちさ
)
き扉は開きぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
貂(エルメリノ)の例文をもっと
(1作品)
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ミンク
(逆引き)
絶望した町から諸君は絶望した田舎に行く、そして
貂
(
ミンク
)
と
麝香鼠
(
マスクラット
)
との勇気をもって自ら慰めなければならない。
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
貂(ミンク)の例文をもっと
(1作品)
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“貂(テン)”の解説
テン(貂、黄鼬、Martes melampus)は、哺乳綱ネコ目(食肉目)イヌ亜目 イタチ科テン属に分類される食肉類。エゾクロテン(蝦夷黒貂、Martes zibellina brachyura)は同属異種。
(出典:Wikipedia)
貂
漢検1級
部首:⾘
12画
“貂”の関連語
黄鼬
“貂”を含む語句
貂皮
黒貂
貂蝉
三貂角
冬貂
続貂
続貂狗尾
続貂論
貂裘
黄貂魚
黒貂皮
“貂”のふりがなが多い著者
原勝郎
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
小栗虫太郎
徳冨蘆花
ニコライ・ゴーゴリ
井上円了
小島烏水
作者不詳
三遊亭円朝
ハンス・クリスチャン・アンデルセン