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許諾
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ゆるし
ふりがな文庫
“
許諾
(
ゆるし
)” の例文
『
御自分同志
(
ごじぶんどうし
)
が
良
(
よ
)
いのは
結構
(
けっこう
)
であるが、
斯
(
こ
)
ういうことは、
矢張
(
やは
)
り
御両親
(
ごりょうしん
)
のお
許諾
(
ゆるし
)
を
得
(
え
)
た
方
(
ほう
)
がよい……。』どうせ
私
(
わたくし
)
の
申
(
もう
)
すことはこんな
堅苦
(
かたぐる
)
しい
話
(
はなし
)
に
決
(
きま
)
って
居
(
お
)
ります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「え……」と言って、芳子は顔を挙げて、「それで先生、私達もそう思って、今はお互に勉強して、将来に希望を持って、親の
許諾
(
ゆるし
)
をも得たいと存じておりますの!」
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
「へえ、君の父親さんの若い時も、やはり
許諾
(
ゆるし
)
を得ないで修業に飛出した方かねえ」
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
得んと
欲
(
ほっ
)
せしが
預
(
かね
)
て
今業平
(
いまなりひら
)
と世評ある某侯爵は
終
(
つい
)
に子爵の
許諾
(
ゆるし
)
を
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
斯
(
こ
)
ういうことは
矢張
(
やは
)
り
両親
(
りょうしん
)
の
許諾
(
ゆるし
)
を
得
(
う
)
る
方
(
ほう
)
がよい、と
仰
(
お
)
っしゃいました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
許
常用漢字
小5
部首:⾔
11画
諾
常用漢字
中学
部首:⾔
15画
“許”で始まる語句
許
許嫁
許婚
許多
許可
許褚
許都
許容
許六
許婚者