許由きよいう)” の例文
と。(一五)なにもつしようせられたる。(一六)太史公たいしこういはく、箕山きざんのぼりしに、其上そのうへけだ許由きよいうつかりとふ。
げうが自分の治めてゐた天下を譲らうとするのを、にべもなくはねつけて、箕山きざんの奥に隠れた許由きよいうが、あるとき口がひどく渇くので、谿河の水際におりて
独楽園 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
げう天下てんか許由きよいうゆづりしが、許由きよいうけず、これぢてかくる。