“許由”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きよいう66.7%
きょゆう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と。(一五)なにもつしようせられたる。(一六)太史公たいしこういはく、箕山きざんのぼりしに、其上そのうへけだ許由きよいうつかりとふ。
げうが自分の治めてゐた天下を譲らうとするのを、にべもなくはねつけて、箕山きざんの奥に隠れた許由きよいうが、あるとき口がひどく渇くので、谿河の水際におりて
独楽園 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
およそ竹材には「竹の色許由きょゆうがひさごまだ青し」とか「うめられたおのが涙やまだら竹」というように、それ自身に情趣の深い色っぽさがある。
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)