トップ
>
訝
>
おつ
ふりがな文庫
“
訝
(
おつ
)” の例文
せしめたのだ
何處
(
どこ
)
からも
尻
(
しり
)
の
來
(
くる
)
氣遣はねへ
〆
(
しめ
)
ろ/\と一同に飛懸らんずる
樣子
(
やうす
)
ゆゑ半四郎は心の中に
扨
(
さて
)
は此奴等我は
年端
(
としは
)
も
行
(
ゆか
)
ぬ若者と
侮
(
あなど
)
り
訝
(
おつ
)
な處へ氣を廻し酒代を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
偶
(
たま
)
には
訝
(
おつ
)
に
癪
(
しゃく
)
ることがあるを花里は
酷
(
ひど
)
く辛く思って
欝
(
ふさ
)
ぐ上にも猶ふさぐ。
左様
(
そう
)
されると元々自分に真実つくしている女の心配するんですから、気の毒になって機嫌の一つも取ってやるようになる。
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
和
(
やは
)
らげ旦那は
訝
(
おつ
)
な事を御尋ね成る其の護摩灰と申は私しにて候
御油斷
(
ごゆだん
)
成
(
なさ
)
るな
何樣
(
どのやう
)
に
貴方
(
あなた
)
が御用心を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
晋齋も素振の
訝
(
おつ
)
なのに心はついて居りましたが、がみがみと小言を申したりなんかすると間違いでも
仕出来
(
しでか
)
さんに限らないと、物に馴れておいでなさるお方でげすから、
態
(
わざ
)
と言葉づかいも
和
(
やわ
)
らかに
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
する身分にて
昨日
(
きのふ
)
までも出來ざりし金が一夜の
中
(
うち
)
に十三兩餘りと
云
(
いふ
)
大金の調ひしとは誠に
不測
(
ふしぎ
)
なり是に
依
(
よつ
)
て失禮ながら御問ひ申す事なりと云ければ女房お政は
聞
(
きい
)
て夫は久兵衞さん
訝
(
おつ
)
な事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
訝
漢検1級
部首:⾔
12画
“訝”を含む語句
怪訝
可訝
怪訝顔
怪訝相
驚訝