“驚訝”の読み方と例文
読み方割合
きょうが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第三者が偶然に、何か驚訝きょうがすべき事件を路傍に認めて、ふと足を止めた挙動に過ぎない。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
十四年、帝程済ていせいに命じて従亡伝じゅうぼうでんを録せしめ、みずからじょつくらる。十五年史彬しひん白龍庵に至る、あんを見ず、驚訝きょうがして帝をもとめ、つい大喜庵たいきあんい奉る。十一月帝衡山こうざんに至りたもう、避くるある也。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)