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言伝
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いひつた
ふりがな文庫
“
言伝
(
いひつた
)” の例文
旧字:
言傳
同一
(
おなし
)
水
(
みづ
)
で
医者
(
いしや
)
の
内
(
うち
)
も
死絶
(
しにた
)
えた、さればかやうな
美女
(
びぢよ
)
が
片田舎
(
かたゐなか
)
に
生
(
うま
)
れたのも
国
(
くに
)
が
世
(
よ
)
がはり、
代
(
だい
)
がはりの
前兆
(
ぜんちやう
)
であらうと、
土地
(
とち
)
のものは
言伝
(
いひつた
)
へた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
彼
(
か
)
の
不開室
(
あかずのま
)
の怪異とばかり想ひなし、
且
(
かつ
)
恐れ且
怪
(
あやし
)
みながら、元来泣声ある時は、
目出度
(
めでた
)
きことの
兆候
(
きざし
)
なり、と
言伝
(
いひつた
)
へたりければ、「いづれも吉兆に
候
(
さふら
)
ひなむ」と主人を祝せしぞ
愚
(
おろか
)
なりける。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
伝
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
“言”で始まる語句
言
言葉
言語
言下
言上
言草
言訳
言問
言出
言句