“親孝行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おやこうこう50.0%
おやかうかう30.0%
おやおもい10.0%
おやこう/\10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねえさんのように、やさしいしんせつな、親孝行おやこうこうひとがたくさんありましょうか。あなたのおこころは、あのそらほしよりも、きれいでかがやかしくあります。
木と鳥になった姉妹 (新字新仮名) / 小川未明(著)
申すのもチト失禮しつれいでは有りますが常におやさしいおみつさん吾儕わたしは自分の子の樣に思つてゐませば營業しやうばいを休んでなりと駈歩行かけあるき御用を達てあげますよ是といふのも親孝行おやかうかう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さあ、武男さんが帰ったらおこるだろうが、離縁してしまッて置けば、帰って来てどう怒ってもしようがない。それに武男さんは親孝行おやおもいだから、御隠居が泣いて見せなさりア、まあ泣き寝入りだな。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
れはきみ幸福しやわせなれかし、すこやかなれかしといのりて此長このながをばつくさんには隨分ずいぶんとも親孝行おやこう/\にてあられよ
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)