“駈歩行”の読み方と例文
読み方割合
かけあるき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
受し者なればお里のお豐は洗濯せんたくをし又惣内の甚兵衞は日傭ひよう駈歩行かけあるき手紙使てがみづかひつちこね草履ざうり取又は荷物にもつかつぎ何事に依ず追取稼おつとりかせぎを爲し漸々其日を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
申すのもチト失禮しつれいでは有りますが常におやさしいおみつさん吾儕わたしは自分の子の樣に思つてゐませば營業しやうばいを休んでなりと駈歩行かけあるき御用を達てあげますよ是といふのも親孝行おやかうかう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
皆々夫は何共此大雪にと云けれどもがう右衞門是迄これまでの處をさへ爲課しおほせし事なれば此上の駈歩行かけあるきに雪位はおろかなり殊に是より須田町まではわづかみちゆゑイデ片時へんじも早くいたらんと此處を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)