“夜歩行”の読み方と例文
読み方割合
よあるき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……そうは言っても第一季節は違う、蛙の鳴く頃ではなし、それにその時は女房ばかりが同伴の、それも宿に留守して、夜歩行(よあるき)をしたのは糸七一人だったのである。
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
お園が家出のその後は、鹿子の、僻みいつそう強く、夜歩行(よあるき)などは思ひも寄らねど。これは毎年の例会にて、遁れ難き集会(あつまり)なればと。三日前より、ちくちくと、噛んで含めた言の葉に。
したゆく水 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
相續爲る御身ゆゑ學問に凝(こり)夜歩行(よあるき)一ツ爲(なさ)らざるも然(さう)なくては叶(かなは)ねどとは言へ善惡二つながらお案(あん)じ爲(なさ)るは親御の常(つね)況(まし)てや外にお子とてなき和君(あなた)が餘り温順(おとなし)すぎ設(も)し病氣でも出はせぬかとお案じなされて玉くしげたに親樣(おやさま)が此忠兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)