見顯みあら)” の例文
新字:見顕
長庵ぬからず成程先月頃は病氣にて密通みつつう致さねどもたゞて居し處を見顯みあらはされしと云ひなほさんとするを越前守殿大音あげおのれ長庵初めは密通に及びし處を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かたり取べきため曼陀羅まんだらを盜み惣内へおくり又翌日よくじつ酒宴しゆえんの席にて藤八に見顯みあらはされ候處惣百姓共取扱とりあつかひにて惡名あくみやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ば其儘に致し置べき忠兵衞がたくみと心得候見顯みあらはされし其みぎり助けくれしは却つてあだにて情けなき了簡れうけんに候と涙を流して申立しかば越前守殿倩々つく/″\きか扨々さて/\めずらしき事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)