“みあら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
見顕38.9%
見現27.8%
見露27.8%
見顯5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いゝ正月をしようと思った所が、打って違って山出しの多助の野郎に見顕みあらわされたから、もう破れかぶれだ、さア突き出せ/\
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
清水重二郎様のおたくは此処から丁度四軒目しけんめで、一つ長屋に敵同志かたきどうしが住んで居ながら、れでは知れないはずだ、よし/\五日の晩には見現みあらわして、三千円の金を取返して
この仕掛はまことに手軽で、その上、夜中部屋の外へ出た者を、一ぺんに見露みあらわしてくれます。
長庵ぬからず成程先月頃は病氣にて密通みつつう致さねどもたゞて居し處を見顯みあらはされしと云ひなほさんとするを越前守殿大音あげおのれ長庵初めは密通に及びし處を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かたり取べきため曼陀羅まんだらを盜み惣内へおくり又翌日よくじつ酒宴しゆえんの席にて藤八に見顯みあらはされ候處惣百姓共取扱とりあつかひにて惡名あくみやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)