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見現
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みあら
ふりがな文庫
“
見現
(
みあら
)” の例文
用意をして来た
懐刀
(
ふところがたな
)
を、帯へ差したまま
柄
(
つか
)
を握り、
見現
(
みあら
)
わされたら女ながらも、切り捲くってやろうと構えている。
神秘昆虫館
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
清水重二郎様のお
宅
(
たく
)
は此処から丁度
四軒目
(
しけんめ
)
で、一つ長屋に
敵同志
(
かたきどうし
)
が住んで居ながら、
是
(
こ
)
れでは知れない
筈
(
はず
)
だ、よし/\五日の晩には
見現
(
みあら
)
わして、三千円の金を取返して
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
職のために探りにはいッて、
見現
(
みあら
)
わされた山役人や岡ッ引であると言います。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
手に取って
見現
(
みあら
)
わされたら大変です。
不思議な帽子
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
「いやそのまま」と云いながら葉之助は座を構え、「邸に
妖怪
(
あやかし
)
憑
(
つ
)
いたる由、殿にも気の毒に覚し召さるる。
拙者
(
せっしゃ
)
今日参ったはすなわち妖怪
見現
(
みあら
)
わしのため。殿のご厚意
疎略
(
そりゃく
)
に思ってはならぬ」
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
現
常用漢字
小5
部首:⽟
11画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当