さい)” の例文
偖又雲助共は再び一所に集合あつまり己れはすねを拂はれわれは腰を打れたりと皆々疵所きずしよさすり又は手拭てぬぐひなどさいて卷くもあり是では渡世が六ヶ敷と詢言々々つぶやき/\八九人の雲助共怪我を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ると海鼠なまこさいたやうなくちもないものぢやが、動物どうぶつにはちがひない。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)