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行軍
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こうぐん
ふりがな文庫
“
行軍
(
こうぐん
)” の例文
軍隊
(
ぐんたい
)
が長い
行軍
(
こうぐん
)
で
疲労
(
ひろう
)
しきると、
楽隊
(
がくたい
)
がそれはゆかいな曲を
演奏
(
えんそう
)
する、それで
兵隊
(
へいたい
)
の疲労を
忘
(
わす
)
れさせるようにするというのであった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
貧窮
(
ひんきゅう
)
な
友人
(
ゆうじん
)
に
扶助
(
たすけ
)
を
与
(
あた
)
えぬのを
恥
(
はじ
)
としていたとか、
愉快
(
ゆかい
)
な
行軍
(
こうぐん
)
や、
戦争
(
せんそう
)
などのあったこと、
面白
(
おもしろ
)
い
人間
(
にんげん
)
、
面白
(
おもしろ
)
い
婦人
(
ふじん
)
のあったこと、また
高加索
(
カフカズ
)
と
云
(
い
)
う
所
(
ところ
)
は
実
(
じつ
)
にいい
土地
(
とち
)
で
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
ふたりが、からくも、すがたを隠したかかくさないうちである、八風斎の目のしたへ、
潮
(
うしお
)
の流れるごとき勢いで、さしかかってきた
蛇形
(
だぎょう
)
の
行軍
(
こうぐん
)
、その人数はまさに四百余人。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
カガヤン
渓谷
(
けいこく
)
を南下して苦難に満ちた
行軍
(
こうぐん
)
を続け、北の入口からサンホセ盆地に入ろうとした時、リンガエン上陸の米軍の一支隊は
疾風
(
しっぷう
)
のような早さでカガヤン渓谷を逆に北上
日の果て
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
鼻かけ
卜斎
(
ぼくさい
)
の
越前落
(
えちぜんお
)
ちに、とちゅうまでひっぱられていった
蛾次郎
(
がじろう
)
が、
木隠龍太郎
(
こがくれりゅうたろう
)
の
行軍
(
こうぐん
)
のなかにまぎれこんで、うまうま逃げてしまったのは、けだし、蛾次郎近来の
大出来
(
おおでき
)
だった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
とう——と地をひびかせてくる軍馬の
蹄
(
ひづめ
)
、おびただしい人の足音、
行軍
(
こうぐん
)
の貝の音、あッと思うまに、三、四百人の
蛇形陣
(
だぎょうじん
)
が、
嵐
(
あらし
)
のごとくまっしぐらに、こなたへさしてくるのが見えだした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
けれどちょうど
午
(
ひる
)
頃ぶらりと訪ねてきた友達の
行軍
(
こうぐん
)
司馬
趙直
(
ちょうちょく
)
が
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“行軍”の意味
《名詞》
行軍(こうぐん)
軍隊が隊列を組み、長距離を徒歩で移動すること。
(出典:Wiktionary)
“行軍”の解説
行軍(こうぐん、en: march, traveling)は、部隊が自らの機動力を以って移動することをいう。
(出典:Wikipedia)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
軍
常用漢字
小4
部首:⾞
9画
“行軍”で始まる語句
行軍主簿
行軍将棊
行軍将棋
行軍教授