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藤原鎌足
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ふじわらのかまたり
ふりがな文庫
“
藤原鎌足
(
ふじわらのかまたり
)” の例文
おそらくこの種の形を持つものは起原が古く、よく絵にある
藤原鎌足
(
ふじわらのかまたり
)
公の
履
(
は
)
かれている
沓
(
くつ
)
の形そのままであります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
蘇我
(
そが
)
一族はまもなく
中大兄皇子
(
なかのおおえのおうじ
)
と
藤原鎌足
(
ふじわらのかまたり
)
によって滅ぼされ、天智天皇大化改新を断行されて、わが国家がはじめて諸制度を整えたことは史に明らかである。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
藤原鎌足
(
ふじわらのかまたり
)
の忠もまたいうまでもない。そもそも諸君は
足利尊氏
(
あしかがたかうじ
)
、
平清盛
(
たいらのきよもり
)
、
源頼朝
(
みなもとのよりとも
)
をも英雄となすであろう。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
鏡王女
(
かがみのおおきみ
)
の歌である。鏡王女は
鏡王
(
かがみのおおきみ
)
の
女
(
むすめ
)
で
額田王
(
ぬかだのおおきみ
)
の御姉に当り、はじめ天智天皇の
御寵
(
おんちょう
)
を受け、後
藤原鎌足
(
ふじわらのかまたり
)
の正妻となった。
此処
(
ここ
)
の
神奈備
(
かむなび
)
は
竜田
(
たつた
)
の神奈備で
飛鳥
(
あすか
)
の神奈備ではない。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
多武峰
(
とうのみね
)
という山と背くらべをしているように見えますが、その多武峰には昔から、
藤原鎌足
(
ふじわらのかまたり
)
を祀っておりますゆえに、高見山の方には
蘇我入鹿
(
そがのいるか
)
が祀ってあるというようになりました。
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
然
(
しか
)
しですな、僕等がこの大正時代に於て
斯
(
こ
)
うまで讃嘆するこの裸婦の美をですな、我国古代の紳士淑女達——たとえば
素盞嗚尊
(
すさのおのみこと
)
、
藤原鎌足
(
ふじわらのかまたり
)
、
平将門
(
たいらのまさかど
)
、清少納言、達が果して同等に驚嘆するかですな
鶴は病みき
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
藤
常用漢字
中学
部首:⾋
18画
原
常用漢字
小2
部首:⼚
10画
鎌
常用漢字
中学
部首:⾦
18画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
“藤原”で始まる語句
藤原
藤原秀衡
藤原夫人
藤原村
藤原氏
藤原行成
藤原広嗣
藤原忠平
藤原節信
藤原咲平