“藤原広嗣”の読み方と例文
読み方割合
ふじわらのひろつぐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ワシントン、那波翁なおう云々うんぬん中々なかなか小生はいの事にあらず、まん不幸ふこう相破あいやぶかばねを原野にさら藤原広嗣ふじわらのひろつぐとその品評ひんぴょうを同じゅうするも足利尊氏あしかがたかうじと成るを望まざるなり
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
藤原広嗣ふじわらのひろつぐの反乱さえ起るに及んで遂に意を決し、東大寺はじめ諸国分寺造営の大悲願を起されたのであった。大仏鋳造は仏法流布るふという外的事情のみに基くのではない。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)