“中大兄皇子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なかのおおえのおうじ66.7%
なかのおほえのわうじ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蘇我そが一族はまもなく中大兄皇子なかのおおえのおうじ藤原鎌足ふじわらのかまたりによって滅ぼされ、天智天皇大化改新を断行されて、わが国家がはじめて諸制度を整えたことは史に明らかである。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
蘇我氏が、後年になって、中大兄皇子なかのおおえのおうじなど、わずか数人の巧妙な陰謀によって倒されたのちには、日本ははじめて、郡県制の国となり、天皇は唯一の権力者となった。
上代に於けるわが日本国家の基礎を堅め、国民をして文化生活の恵沢に浴せしめた偉大なお二方ふたかたがある。それは、聖徳太子と中大兄皇子なかのおほえのわうじである。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
この聖徳太子の御精神と御事業を継承して、大化の改新を断行されたのが、中大兄皇子なかのおほえのわうじである。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)