“蘇我入鹿”の読み方と例文
読み方割合
そがのいるか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……その後この書は我が朝に渡り、神代を経て奈良朝となり、蘇我入鹿そがのいるかが手に入れたため、大不敬罪をさえ犯そうとした。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
太子薨去こうきょの後、御遺族は悉く蘇我入鹿そがのいるかのため滅ぼされ、斑鳩宮もむろん灰燼かいじんに帰したのであるが、およそ百年後の奈良朝にいたって再建された夢殿が
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
多武峰とうのみねという山と背くらべをしているように見えますが、その多武峰には昔から、藤原鎌足ふじわらのかまたりを祀っておりますゆえに、高見山の方には蘇我入鹿そがのいるかが祀ってあるというようになりました。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)