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蘇我入鹿
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そがのいるか
ふりがな文庫
“
蘇我入鹿
(
そがのいるか
)” の例文
……その後この書は我が朝に渡り、神代を経て奈良朝となり、
蘇我入鹿
(
そがのいるか
)
が手に入れたため、大不敬罪をさえ犯そうとした。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
太子
薨去
(
こうきょ
)
の後、御遺族は悉く
蘇我入鹿
(
そがのいるか
)
のため滅ぼされ、斑鳩宮もむろん
灰燼
(
かいじん
)
に帰したのであるが、およそ百年後の奈良朝にいたって再建された夢殿が
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
多武峰
(
とうのみね
)
という山と背くらべをしているように見えますが、その多武峰には昔から、
藤原鎌足
(
ふじわらのかまたり
)
を祀っておりますゆえに、高見山の方には
蘇我入鹿
(
そがのいるか
)
が祀ってあるというようになりました。
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「
蘇我入鹿
(
そがのいるか
)
です」
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
この九十年間には
蘇我入鹿
(
そがのいるか
)
の専断と横死あり、ついで
中大兄皇子
(
なかのおおえのおうじ
)
と
鎌足
(
かまたり
)
による大化改新の断行、わが国礎の漸く定ると思われた間もなく、
壬申
(
じんしん
)
の大乱が起るといったように
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
▼ もっと見る
漢
(
あや
)
という姓が示しているとおり、これの祖先は漢土の帰化人で、その主長の一人には、飛鳥朝の大立て者、
蘇我入鹿
(
そがのいるか
)
と結託し、わが国の朝野に大勢力を
揮
(
ふる
)
った、有名な
漢直
(
あやあたい
)
がある。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
蘇
漢検準1級
部首:⾋
19画
我
常用漢字
小6
部首:⼽
7画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
鹿
常用漢字
小4
部首:⿅
11画
“蘇我”で始まる語句
蘇我
蘇我臣
蘇我馬子
蘇我煙草
蘇我赤兄
蘇我安麻呂
蘇我果安臣
蘇我赤兄臣