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薬草
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やくそう
ふりがな文庫
“
薬草
(
やくそう
)” の例文
村の人たちは、その銅像を見あげては、
沼
(
ぬま
)
のほとりで、
薬草
(
やくそう
)
をさがしていたヘンデル先生のことを、しみじみ、思い出すのでした。
丘の銅像
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
又
(
また
)
物
(
もの
)
の
調味
(
ちょうみ
)
には、あの
甘草
(
かんぞう
)
という
薬草
(
やくそう
)
の
粉末
(
こな
)
を
少
(
すこ
)
し
加
(
くわ
)
えましたが、ただそれは
上流
(
うえ
)
の
人達
(
ひとたち
)
の
調理
(
ちょうり
)
に
限
(
かぎ
)
られ、一
般
(
ぱん
)
に
使用
(
しよう
)
するものではなかったように
記憶
(
きおく
)
して
居
(
お
)
ります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
名づけ親は、この男を
郊外
(
こうがい
)
の森のなかへつれこむと、なんですか、そこにはえてる
薬草
(
やくそう
)
を教えて
死神の名づけ親(第一話)
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「
高
(
たか
)
い
山
(
やま
)
へ、
薬草
(
やくそう
)
をさがしにいくと、まだ
人
(
ひと
)
の
知
(
し
)
らない、ふしぎな
草
(
くさ
)
があるという
話
(
はなし
)
だ。」
山に雪光る
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そのころ、村はかなり大きくなっていて、大むかし、ヘンデル先生が
薬草
(
やくそう
)
をさがしていたあたりまで、家ができていました。
丘の銅像
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
▼ もっと見る
それで、いそいで、子ジカの
血
(
ち
)
をあらいおとして、
薬草
(
やくそう
)
をはってやりました。そして
にいさんと妹
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
一人
(
ひとり
)
のおじいさんがあって、らんのほかに、いろいろの
薬草
(
やくそう
)
を
作
(
つく
)
っていました。
春風の吹く町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
十年にひとりぐらいは、村で、わるい
伝染病
(
でんせんびょう
)
にかかるものがありました。村の人たちは、ヘンデル先生の教えてくれた
薬草
(
やくそう
)
を、さっそくせんじて、病人にのませました。
丘の銅像
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
で、わしがな、病人のあたまの方に立っていたら、この御病人はきっとなおしてあげますと、りっぱに言いきるがよい。そうしておいて、病人におまえの
薬草
(
やくそう
)
をのませれば、その病人はなおる。
死神の名づけ親(第一話)
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
これでは、例の
薬草
(
やくそう
)
も、とても役にはたちません。
死神の名づけ親(第一話)
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
“薬草”の解説
薬草(やくそう)、薬用植物(やくようしょくぶつ、en: medicinal plant ヒンディー語:औषधीय पौधे)とは、薬用に用いる植物の総称である。そのまま摂取・塗布するほか、簡単な加工をしたり、有効成分を抽出したりするなどして用いられる。草本類だけでなく木本類も含むため、学問的な場面では、より厳密な表現の「薬用植物」のほうが用いられることが多い。
(出典:Wikipedia)
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“薬草”で始まる語句
薬草園
薬草採
薬草嚢