“薬草採”の読み方と例文
読み方割合
くすりと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猟師だとか、薬草採くすりとりだとかいっていたのは勿論うそで、この山に巣喰う賊であることは疑ぐってみるまでもない。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
和田峠に薬草採くすりとりの小屋を懸けて、中山道なかせんどうを往来する旅の者をあやめては、慾を満たしていた頃はまだよかったが——
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)