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蓆
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ござ
ふりがな文庫
“
蓆
(
ござ
)” の例文
庭の
隅
(
すみ
)
の
蓆
(
ござ
)
の上に、鶏や
鯉
(
こひ
)
や
鮒
(
ふな
)
や芋や
蕪
(
かぶ
)
などが、山のやうにつみ重ねてあつて、そのまはりに犬達が並んでゐます。
犬の八公
(新字旧仮名)
/
豊島与志雄
(著)
旅館の主人、馬を勧め、
剛力
(
がうりき
)
を勧め、
蓆
(
ござ
)
を勧め、
編笠
(
あみがさ
)
を勤む、皆之を
卻
(
しりぞ
)
く、この極楽の山、
只
(
たゞ
)
一本の
金剛杖
(
こんがうづゑ
)
にて足れりと
広舌
(
くわうぜつ
)
して、朝まだき裾野を
往
(
ゆ
)
く。
霧の不二、月の不二
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
と
蓆
(
ござ
)
の上の鉋屑を
振
(
ふる
)
って敷直しますから、助七は会釈をして
其処
(
そこ
)
へ坐りました。
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
腰の廻りへ、袴のやうに
蓆
(
ござ
)
を着て、鮎を釣つてゐる人が、
水沫
(
しぶき
)
の中で掻き消されて、又しよツぱい顔が浮ぶ。
天竜川
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
“蓆(
莚
)”の解説
莚(むしろ、筵・席・蓆)とは、藁(わら)やイグサなどで編んだ簡素な敷物。
(出典:Wikipedia)
蓆
漢検1級
部首:⾋
13画
“蓆”を含む語句
蓆張
藁蓆
蓆巻
蓆売
蓆囲
蓆旗
荒蓆
蓆戸
古蓆
蓆掛
花蓆
薦蓆
蓆織
蓆機
蓆筵
蓆籘
蓆帆
蓆莚
蓆蓋
藺蓆
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