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荒蓆
ふりがな文庫
“荒蓆”の読み方と例文
読み方
割合
あらむしろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あらむしろ
(逆引き)
荒蓆
(
あらむしろ
)
の上に、坐っている雪之丞は、しかし、じっとりと、身じろぎもせず、お初を、澄んだ目で迎えているようだ。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
それと向かい合った道側の雑草の上に、
荒蓆
(
あらむしろ
)
が一枚敷いてあります。その上に彼は父親と二人でしゃがみました。
土下座
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
同心の話は終り、
荒蓆
(
あらむしろ
)
の上に坐っていた五人は立って、草履をはいた。
さぶ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
荒蓆(あらむしろ)の例文をもっと
(6作品)
見る
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
蓆
漢検1級
部首:⾋
13画
“荒”で始まる語句
荒
荒野
荒唐無稽
荒磯
荒寥
荒涼
荒海
荒々
荒神
荒地
“荒蓆”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
三上於菟吉
徳冨蘆花
葉山嘉樹
和辻哲郎
山本周五郎
太宰治