“蓆蓋”の読み方と例文
読み方割合
むしろぶた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湯は明いてますからとお袋がいうままに省作は風呂場へゆく。風呂はとろとろ火ながら、ちいちいと音がしてる。蓆蓋むしろぶたを除けて見ると垢臭い。随分多勢はいったと見える。省作は取りあえずはいる。
隣の嫁 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)