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董
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とう
ふりがな文庫
“
董
(
とう
)” の例文
高
(
こう
)
は、好意を謝して、半月ほど
逗留
(
とうりゅう
)
していた。その間に、彼の多芸や才気
煥発
(
かんぱつ
)
な質を見たものか、ある日、
董
(
とう
)
が紹介状を書いて
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
董
(
とう
)
将軍。まずよく防ぎ、よく戦い、賊兵を追ッぱらって、宋江の首を持って来給え。それを
聟引出
(
むこひきで
)
として、君にわしの
愛娘
(
まなむすめ
)
をやろうじゃないか」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
董
(
とう
)
太師の
館
(
やかた
)
へ
伴
(
ともな
)
われて行ったという貂蝉が、どんな一夜を明かしているかと、妄想をたくましゅうして、果ては、
牀
(
しょう
)
のうえにじっとしていられなくなった。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
近頃、
董
(
とう
)
太師が、重いというほどでもないが、病床にあるというので、たびたび、出仕をすすめるのだった。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「いや、今夜ここへお泊めしてもよいが、
董
(
とう
)
太師に知れて、怪しまれてはいけません。吉日を計って、必ず、貂蝉はあなたの室へ送るから、今夜はお帰りなさい」
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
主
(
あるじ
)
の
董
(
とう
)
に会って、柳の手紙をしめすと、董は彼の前身も問わず、ふたつ返事で、のみ込んだ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かつて彼の命の下にあえなき最期をとげた漢朝の
伏
(
ふく
)
皇后や、
董
(
とう
)
貴妃や、また
国舅
(
こっきゅう
)
董承
(
とうじょう
)
などの一族があらわれて、
縹渺
(
ひょうびょう
)
と、血にそみた
白旗
(
はっき
)
をひるがえして見せ、また雲の中に
金鼓
(
きんこ
)
を鳴らし
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
何后は、それを知って、大いに嫉妬し、ひそかに
鴆毒
(
ちんどく
)
を盛って、王美人を殺してしまった。そして、
生
(
な
)
さぬ仲の皇子協を、霊帝のおっ母さんにあたる
董
(
とう
)
太后の手へあずけてしまったのである。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“董”の解説
董(とう)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
董
漢検準1級
部首:⾋
12画
“董”を含む語句
骨董物
骨董
骨董屋
骨董品
骨董店
骨董集
董元宰
董仲舒
骨董羹
几董
董卓
骨董商
骨董的
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書画骨董
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董相国
高几董
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