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落雷
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らくらい
ふりがな文庫
“
落雷
(
らくらい
)” の例文
これはまた
落雷
(
らくらい
)
のやうな
聲
(
こゑ
)
でした。さつきから
啼
(
な
)
くのをやめて、どんなことになるかとはらはらしながらきいてゐた
蝉
(
せみ
)
の
哲學者
(
てつがくしや
)
、
附近
(
あたり
)
がもとの
靜穩
(
しづかさ
)
にかへると
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
……こうした
責苦
(
せめく
)
は、ほうっておいてもおそらく長くは続かなかったろうが……そこへ降ってわいた出来事が、まるで
落雷
(
らくらい
)
のように一挙にすべてに
落着
(
らくちゃく
)
をつけ
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
それがために、この研究所には百万ボルトの
高圧変圧器
(
こうあつへんあつき
)
があるが、百万ボルトでは十分効果をあげない場合がある。もっともいい方法は、
落雷
(
らくらい
)
の高圧電気を利用することだ。
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
又
(
また
)
菜花煙
(
さいかえん
)
の
彼方此方
(
かなたこなた
)
に
電光
(
でんこう
)
の
閃
(
ひらめ
)
くのが
見
(
み
)
られる。この
際
(
さい
)
の
雷鳴
(
らいめい
)
は
噴火
(
ふんか
)
の
音
(
おと
)
に
葬
(
はうむ
)
られてしまふが、これは
單
(
たん
)
に
噴煙上
(
ふんえんじよう
)
にて
放電
(
ほうでん
)
するのみで、
地上
(
ちじよう
)
に
落雷
(
らくらい
)
した
例
(
れい
)
がないといはれてゐる。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
“落雷”の解説
落雷(らくらい)とは、帯電した積乱雲などと、主に地上物の間に発生する放電で、自然現象又は自然災害である雷の代表的な形態である。
(出典:Wikipedia)
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
雷
常用漢字
中学
部首:⾬
13画
“落”で始まる語句
落
落胆
落着
落魄
落葉松
落人
落葉
落籍
落付
落語家