華嚴けごん)” の例文
新字:華厳
昭和二年七月の九日、午後一時過ぐるころ安成子やすなりしの來車を受け、かねての約に從つて同乘して上野停車場へと向つた。日本八景の一と定められた華嚴けごんの瀑布及びその附近景勝遊覽のためであつた。
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
つゞいて一人ひとり美少年びせうねん何處いづこよりちたりけん、華嚴けごんたきそこけて、いはかけら藻屑もくづとともに、くもよりちつとおぼしきが、たすけをぶか諸手もろてげて、眞俯向まうつむけにながしが、あはよくいはとゞまりて
妙齢 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
華嚴けごんやなんかの瀧でもさうだらうか。」
少年の死 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)