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背戸口
ふりがな文庫
“背戸口”の読み方と例文
読み方
割合
せどぐち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せどぐち
(逆引き)
背戸口
(
せどぐち
)
は、
早
(
は
)
や
充満
(
みちみち
)
た
山霧
(
やまぎり
)
で、
岫
(
しゅう
)
の雲を
吐
(
は
)
く如く、
幹
(
みき
)
の
半
(
なか
)
ばを其の霧で
蔽
(
おお
)
はれた、
三抱
(
みかかえ
)
四抱
(
よかかえ
)
の
栃
(
とち
)
の
樹
(
き
)
が、すく/\と並んで居た。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
これを
樽入
(
たるい
)
れ、
笊転
(
ざるころ
)
がしなどといって、そっと
背戸口
(
せどぐち
)
から
空
(
から
)
の容器を
持込
(
もちこ
)
み、知らぬ間に持って行くのが普通だったが、或いは
竿
(
さお
)
のさきに樽を
結
(
ゆ
)
わえて、
高塀
(
たかべい
)
の外からぶら下げるという例も多く
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
とうとう表通りだけでは、気が済まなくなったと見えて、
前
(
まえ
)
申した、その
背戸口
(
せどぐち
)
、
搦手
(
からめて
)
のな、川を一つ隔てた小松原の奥深く
入
(
い
)
り込んで、うろつくようになったそうで。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
背戸口(せどぐち)の例文をもっと
(4作品)
見る
“背戸口”の解説
背戸口(せとぐち)は、大阪府大阪市平野区にある町名。現行行政地名は背戸口一丁目から背戸口五丁目。
(出典:Wikipedia)
背
常用漢字
小6
部首:⾁
9画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
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