トップ
>
四抱
ふりがな文庫
“四抱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よかかえ
75.0%
よかか
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よかかえ
(逆引き)
背戸口
(
せどぐち
)
は、
早
(
は
)
や
充満
(
みちみち
)
た
山霧
(
やまぎり
)
で、
岫
(
しゅう
)
の雲を
吐
(
は
)
く如く、
幹
(
みき
)
の
半
(
なか
)
ばを其の霧で
蔽
(
おお
)
はれた、
三抱
(
みかかえ
)
四抱
(
よかかえ
)
の
栃
(
とち
)
の
樹
(
き
)
が、すく/\と並んで居た。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
四抱
(
よかかえ
)
か
五抱
(
いつかかえ
)
もある
大樹
(
たいじゅ
)
の幾本となく
提灯
(
ちょうちん
)
の火にうつる鼻先で、ぴたりと留まった。
京に着ける夕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
四抱(よかかえ)の例文をもっと
(3作品)
見る
よかか
(逆引き)
ただその医者の庭の松は、ずっと
後
(
あと
)
までも残っていました。何でも
淀屋辰五郎
(
よどやたつごろう
)
は、この松の雪景色を眺めるために、
四抱
(
よかか
)
えにも余る大木をわざわざ庭へ引かせたそうです。
仙人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
四抱(よかか)の例文をもっと
(1作品)
見る
四
常用漢字
小1
部首:⼞
5画
抱
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“四”で始まる語句
四辺
四方
四
四邊
四方山
四肢
四阿
四谷
四人
四角
“四抱”のふりがなが多い著者
泉鏡花
夏目漱石
芥川竜之介