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耀
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かゞや
ふりがな文庫
“
耀
(
かゞや
)” の例文
人々は歴史と空想とを編み交ぜたる我詞章に耳を傾けつゝ、彼過去の影をもて此現在の形となすにやあらん、その眼光は皆
耀
(
かゞや
)
けり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
進んで和文世に出でゝ言語と文章の
漸
(
やうや
)
く親密に
近
(
ちかづ
)
きし事情を叙する所、鋭敏なる観察力は火の如く
耀
(
かゞや
)
けり。
明治文学史
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
目翳
(
まか
)
げして遥けみ見れば、いや寂し薄き
陽
(
ひ
)
の虹、また見ればさらに彼方に、いや高き
連山
(
つらやま
)
の雪、いや遠き
連山
(
つらやま
)
の雪、ひえびえと、つぎつぎと、続きつづきて
耀
(
かゞや
)
きいでぬ。
観想の時:――長歌体詩篇二十一――
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
どこを見ても、
耀
(
かゞや
)
かしい幸運が自分を待つてゐてくれさうには見えなかつた。
或売笑婦の話
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
寂
(
じやく
)
たるよもの
光景
(
けしき
)
かな。
耀
(
かゞや
)
く
虚空
(
こくう
)
、風絶えて
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
▼ もっと見る
耀
(
かゞや
)
くさまを目にも見て
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
サンタは色蒼く、
瞳
(
ひとみ
)
常ならず
耀
(
かゞや
)
けるが、友の詞を聞きていふやう。われも熱に
罹
(
かゝ
)
れりと覺ゆ。されど日曜日には病を
力
(
つと
)
めて往くべし。友のためには命をさへ輕んずべし。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
真夏の日がきら/\と光り
耀
(
かゞや
)
いてゐた。
或売笑婦の話
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
聖
(
ひじり
)
のみたまは面前を飛び過ぎ給ひしかど、はるかなき童のそのひかり
耀
(
かゞや
)
けるさまにえ堪へで、卒倒したるならむといひき。これより後、われは怪しき夢をみること頻なりき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
耀
漢検準1級
部首:⽻
20画
“耀”を含む語句
赫耀
栄耀
光耀
栄耀栄華
目耀
榮耀
耀光
眩耀
炫耀郷
晃耀
閃耀
黒耀石
御栄耀
耀々
耀変
輝耀
隆文耀
電光晃耀
赤耀館
費耀
...