トップ
>
黒耀石
ふりがな文庫
“黒耀石”の読み方と例文
読み方
割合
こくようせき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こくようせき
(逆引き)
首の向きも直さず、濃く煙らして、炉炭の火を見詰めていた娘の
瞳
(
ひとみ
)
と
睫毛
(
まつげ
)
とが、
黒耀石
(
こくようせき
)
のように結晶すると、そこからしとりしとり
雫
(
しずく
)
が垂れた。
河明り
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
彼女は黒い羽織で顔の
輪廓
(
りんかく
)
がひとしお鮮かで、
頬
(
ほお
)
まで垂れた黒髪の下から、
滑
(
なめ
)
らかな
黒耀石
(
こくようせき
)
のような目が、長い
睫毛
(
まつげ
)
の陰に大きく潤い輝いていた。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
大きな
黒耀石
(
こくようせき
)
の瞳、紅に濡れた唇は、西洋人形の唇の曲線を思わせて、その上品さと無邪気さは、新聞社会などに呼吸する人間とはどうしても思えなかったのです。
奇談クラブ〔戦後版〕:14 第四次元の恋
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
黒耀石(こくようせき)の例文をもっと
(8作品)
見る
“黒耀石(
黒曜石
)”の解説
黒曜石(黒耀石、こくようせき、en: Obsidian)は、火山岩の一種、およびそれを加工した宝石である。岩石名としては黒曜岩(こくようがん)という。英語名の「オブシディアン」は、エチオピアでオブシウス (Obsius) なる人物がこの石を発見した、という、大プリニウスの『博物誌』の記述による。
(出典:Wikipedia)
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
耀
漢検準1級
部首:⽻
20画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“黒耀”で始まる語句
黒耀
検索の候補
黒曜石
黒石
黒燿石
石黒忠篤
黒金剛石
石黒
黒耀
黒石家
黒大理石
石黒善太夫
“黒耀石”のふりがなが多い著者
中島敦
徳田秋声
岡本かの子
野村胡堂
山本周五郎
寺田寅彦