)” の例文
しき山門やまとのまほらここにして我はや飛ばむ高き青雲
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
しきものを忘れゆくあさに夕なに。
忘春詩集:02 忘春詩集 (新字旧仮名) / 室生犀星(著)
まぶしく、しく、はたうつむいて
見よかのしきたはれめの
〔せなうち痛み息熱く〕 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
この霜のかくもしき
かげろふ断章 (新字旧仮名) / 原民喜(著)
かのしき越歴機えれきの夢は天鵝絨びろうどくゆりにまじり
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
はじめて菊の白きをしと思へり。
忘春詩集:02 忘春詩集 (新字旧仮名) / 室生犀星(著)
おのれはじめてしと思へり。
忘春詩集:02 忘春詩集 (新字旧仮名) / 室生犀星(著)