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績
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うむ
下品の縮の事は
姑舎て
論ぜず。
中品以上に用ふるを
績にはうむ
所の
座をさだめおき、
体を正しくなし
呼吸につれて
手を
動せて
為作をなす。
常並の人の
紵を
績には
唾液を用ふれども、ちゞみの
紵績には
茶碗やうの物に水をたくはひてこれをもちふ。
事毎に
盥ひ座を
清めてこれをなすなり。
糸に作るにも座を定め
体を
囲位る事
績におなじ。
縷綸その道具その
手術その
次第の
順、その名に
呼物許多種々あり、
繁細の事を
詳にせんはくだ/\しければ
言ず。