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結果
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あげく
ふりがな文庫
“
結果
(
あげく
)” の例文
いろいろ考えた
結果
(
あげく
)
、湖心寺の棺桶のことを思いだして、附近の者を頼んでいっしょに湖心寺へ往って、棺桶のある
室
(
へや
)
へ往ってみた。
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
考
(
かんが
)
へた
結果
(
あげく
)
、まあ
年長
(
としうへ
)
だけに
女房
(
かみさん
)
が
分別
(
ふんべつ
)
して、「
多分
(
たぶん
)
釜敷
(
かましき
)
の
事
(
こと
)
だらう、
丁度
(
ちやうど
)
新
(
あた
)
らしいのがあるから
持
(
も
)
つておいでよ。」と
言
(
い
)
つたんださうです。
廓そだち
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
しかし、文句の倹約は、殿様
直々
(
じきじき
)
のお触出しですから、今さら、もとへと願い出も出来ません。窮した
結果
(
あげく
)
が、次のように掛け声を改めました。「はじめは倹約えんやらえ」と。
仏教人生読本
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
米は例によってさんざん毒づいた
結果
(
あげく
)
、客商売に坊主は縁起が悪いと云って
戸外
(
そと
)
へ突出し、下足番に言いつけて叔父の頭へ塩を
撒
(
ま
)
かした。
寄席の没落
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
小式部はいろいろと考えた
結果
(
あげく
)
、自分の生き姿の偶人を三体造らしてそれぞれ送る事にした。
偶人物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
▼ もっと見る
某日
(
あるひ
)
彼女と
良人
(
おっと
)
との間に、
平生
(
いつも
)
のような口論があった
結果
(
あげく
)
、彼女は良人に
撲
(
なぐ
)
りつけられた腹立ちまぎれに、家を飛び出して其の夜は寺へ泊ってしまった。翌日
家
(
うち
)
へ帰ってみると家は空家になっていた。
法華僧の怪異
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“結果”の解説
結果(けっか)とは、ある物事を行った後に生じた現象、状況、物象をあらわす言葉。原義は果実が実を結ぶこと。
(出典:Wikipedia)
結
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
果
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
“結”で始まる語句
結
結構
結婚
結局
結城
結納
結目
結綿
結縁
結句