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索
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ひ
ふりがな文庫
“
索
(
ひ
)” の例文
これ等はみな、わたしの方がおまえに
索
(
ひ
)
かれる魅点ばかりを述べたものだ。ところでわたしがおまえに与える魅点の番である。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
犁は非常に軽くて一頭の馬が
索
(
ひ
)
き、木の株の間を耕す際には、それが低ければ、一般にはその上を持上げて越すのである。
人口論:02 第二篇 近代ヨオロッパ諸国における人口に対する妨げについて
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
と、その無事を、奇蹟のように驚きながら、駒の前後を
被
(
おお
)
いくるんで、無二無三、山の深くへ
索
(
ひ
)
きこんで行った。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
或時はお綾は、秋月九十郎の、逞しくて智的な男振りに関心を持つように見え、或時はまた妻木右太之進の優にやさしき殿御振りに心
索
(
ひ
)
かるると見えました。
奇談クラブ〔戦後版〕:04 枕の妖異
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
片手に友太郎の手を
索
(
ひ
)
いて、程近い渡船場
際
(
ぎわ
)
の医者の家へ辿り付いたものだが、その苦心といったらなかったよ。夕方になると市が立って、朝鮮人がゾロゾロ出て来る処だからね。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
▼ もっと見る
茲に一層天下の視線を
索
(
ひ
)
いたのは、早大軍は鼓叟して一高軍の堅塁に迫り、打つて打つて打捲つた結果、見事に之を仆すと一日措いて慶応も亦小気味よく一高を粉砕したことである。
野球界奇怪事 早慶紛争回顧録
(新字旧仮名)
/
吉岡信敬
(著)
帰途徳田秋声を訪れた、少女が余に
羞
(
はにか
)
み
乍
(
なが
)
ら微笑した。氏の末子であると、センチメンタルな娘であると。氏は浦安に心を
索
(
ひ
)
かれているようだった。三つの一幕物を置いて来た。分るかしらん。
青べか日記:――吾が生活 し・さ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「何から
索
(
ひ
)
くの」「保元や平治は、まとまったものもあるけれど、ま、公卿日記だね」「公卿日記」
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
東寔の名はあるが、それよりも愚堂で
索
(
ひ
)
いてごらんなさい。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“索”の意味
《名詞》
(サク)縄。綱。
(出典:Wiktionary)
索
常用漢字
中学
部首:⽷
10画
“索”を含む語句
探索
詮索
捜索
搜索
鈴索
索条
蕭索
輪索
索具
索綱
高加索
錨索
穿索
索寞
摸索
索引
索麪
不空羂索
鞭索
曳索
...