“精分”の読み方と例文
読み方割合
せいぶん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「僕はとても空腹なんです。それに僕はうんと精分せいぶんをつける必要がある。僕の命をつないでいるのは食物だけなんです。御存知の通り、僕は一睡も出来ないのですから。」
もとより一借受かりうけて、逗留たうりうをしてつたが、かほどのなやみ大事おほごとぢや、大分だいぶんさねばならぬこと子供こどもろすにはからだ精分せいぶんをつけてからと、づ一にちに三ツづゝ鶏卵たまごまして
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)