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端折
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はしおり
ふりがな文庫
“
端折
(
はしおり
)” の例文
端折
(
はしおり
)
を高くして
小長
(
こなが
)
い大小を落し差しにしてつか/\と来て物をもいわず花車の
片方
(
かた/\
)
の手を一人が押える、一人は前から胸倉を押えた、一人は
背後
(
うしろ
)
から
羽交責
(
はがいぜめ
)
に組付こうとしたが
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
萬
(
よろ
)
づに
淡々
(
あわ/\
)
しき
女子
(
おなご
)
心
(
こゝろ
)
を
來
(
き
)
て
搖
(
ゆ
)
する
樣
(
やう
)
な
人
(
ひと
)
の
賞
(
ほ
)
め
詞
(
ことば
)
に、
思
(
おも
)
はず
赫
(
くわつ
)
と
上氣
(
じやうき
)
して、
昨日
(
きのふ
)
までは
打
(
うち
)
すてし
髮
(
かみ
)
の
毛
(
け
)
つやらしう
結
(
むす
)
びあげ、
端折
(
はしおり
)
つゞみ
取上
(
とりあ
)
げて
見
(
み
)
れば、いかう
眉毛
(
まゆげ
)
も
生
(
は
)
えつゞきぬ
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
筋金の
入
(
い
)
ったる鉢巻を致しまして、無地の眼立たぬ
単衣
(
ひとえもの
)
に献上の帯をしめて、其の上から
上締
(
うわじめ
)
を固く致して
端折
(
はしおり
)
を高く取りまして、藤四郎吉光の一刀に兼元の
差添
(
さしぞえ
)
をさし、
國俊
(
くにとし
)
の
合口
(
あいくち
)
を懐に呑み
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
といいながら
端折
(
はしおり
)
を高く取りましたので
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
“端折”で始まる語句
端折上
端折傘
端折目