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竟
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おわ
ふりがな文庫
“
竟
(
おわ
)” の例文
爾
(
すなわ
)
ち
殿騰戸
(
あみおかのくみと
)
より出で迎えます時、
伊邪奈岐命
(
いざなぎのみこと
)
語りたまはく、愛しき
我那邇妹命
(
わがなにものみこと
)
、
吾
(
われ
)
汝
(
なんじ
)
と作れりし国未だ作り
竟
(
おわ
)
らず、
故
(
か
)
れ還りたまふべしと。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
悪業を以ての
故
(
ゆえ
)
に、
更
(
さら
)
に又諸の悪業を作る。
継起
(
けいき
)
して
遂
(
つい
)
に
竟
(
おわ
)
ることなし。昼は則ち日光を
懼
(
おそ
)
れ、又人
及
(
および
)
諸の強鳥を
恐
(
おそ
)
る。心
暫
(
しば
)
らくも安らかなることなし。
二十六夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
虎すなわち大いに怒り、懺悔もし
竟
(
おわ
)
ればすなわち
怡悦
(
いえつ
)
す〉、同書一に明感という尼、虜賊に獲られ辱を受けず牧羊に使われ、苦役十年、一比丘に
遇
(
お
)
うて五戒を授かり
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
夕陽
窓
(
まど
)
ニアリ自鳴鐘五時ヲ報ズルヤ必酒飯ヲ供ス。
山肴野蔬
(
さんこうやそ
)
三種ヲ出デズ。酒モマタ両三
罎
(
びん
)
ヲ過サズ。薄酔ニ至ツテ飯ス。飯
畢
(
おわ
)
ツテ再ビ茗ヲ瀹ル。コレ醼ノ
竟
(
おわ
)
リトナス。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
斯
(
かく
)
の
如
(
ごと
)
きの
諸
(
もろもろ
)
の悪業、挙げて数うるなし。悪業を以ての
故
(
ゆえ
)
に、
更
(
さら
)
に又諸の悪業を作る。
継起
(
けいき
)
して
遂
(
つい
)
に
竟
(
おわ
)
ることなし。昼は則ち日光を
懼
(
おそ
)
れ又人
及
(
および
)
諸の強鳥を
恐
(
おそ
)
る。
二十六夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
斯
(
かく
)
の
如
(
ごと
)
きの諸の悪業、挙げて数うるなし。悪業を以ての
故
(
ゆえ
)
に、
更
(
さら
)
に又諸の悪業を作る。
継起
(
けいき
)
して
遂
(
つい
)
に
竟
(
おわ
)
ることなし。昼は則ち日光を
懼
(
おそ
)
れ、又人
及
(
および
)
諸の強鳥を
恐
(
おそ
)
る。
二十六夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“竟”の意味
《名詞》
(つい)物事の終わり。
(出典:Wiktionary)
竟
漢検1級
部首:⽴
11画
“竟”を含む語句
畢竟
究竟
必竟
屈竟
究竟涅槃
言竟之後
咸竟
竟極
竟寧
竟宴
竟夕
窮竟
窟竟
究竟道
究竟地
畢竟誇大妄想病者
畢竟落寞
畢竟浄
本草経竟宴
崛竟
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