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積日
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せきじつ
ふりがな文庫
“
積日
(
せきじつ
)” の例文
一夕
(
いつせき
)
、松川の
誕辰
(
たんしん
)
なりとて奥座敷に予を招き、
杯盤
(
はいばん
)
を排し
酒肴
(
しゆかう
)
を
薦
(
すゝ
)
む、
献酬
(
けんしう
)
数回
(
すくわい
)
予は酒といふ
大胆者
(
だいたんもの
)
に、幾分の力を得て
積日
(
せきじつ
)
の屈託
稍
(
やゝ
)
散じぬ。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
声
(
こゑ
)
が
籠
(
こも
)
つて
空
(
そら
)
へ
響
(
ひゞ
)
くか、
天井
(
てんじやう
)
の
上
(
うへ
)
——
五階
(
ごかい
)
のあたりで、
多人数
(
たにんずう
)
のわや/\もの
言
(
い
)
ふ
声
(
こゑ
)
を
聞
(
き
)
きながら、
積日
(
せきじつ
)
の
辛労
(
しんらう
)
と
安心
(
あんしん
)
した
気抜
(
きぬ
)
けの
所為
(
せゐ
)
で、
其
(
その
)
まゝ
前後不覚
(
ぜんごふかく
)
と
成
(
な
)
つた。……
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“積日”の意味
《名詞》
長い年月がたつこと。多くの日々。
(出典:Wiktionary)
積
常用漢字
小4
部首:⽲
16画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“積”で始まる語句
積
積重
積込
積雪
積上
積荷
積藁
積雲
積悪
積出