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稽古事
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けいこごと
ふりがな文庫
“
稽古事
(
けいこごと
)” の例文
また茶の湯とか、
挿花
(
そうか
)
とか、遊芸とかの
稽古事
(
けいこごと
)
で過当な時間と精力を費しているのも非現代的だと考えます。
婦人改造と高等教育
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
其時
(
そのとき
)
はじめて
見
(
み
)
たとか
言
(
い
)
つて
人橋
(
ひとばし
)
かけてやい/\と
貰
(
もら
)
ひたがる、
御身分
(
おみぶん
)
がらにも
釣合
(
つりあ
)
ひませぬし、
此方
(
こちら
)
はまだ
根
(
ね
)
つからの
子供
(
こども
)
で
何
(
なに
)
も
稽古事
(
けいこごと
)
も
仕込
(
しこ
)
んでは
置
(
おき
)
ませず
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
滅多
(
めつた
)
に外へ出る折もなく、町内の錢湯や、髮結ひ、きまつた道順の
稽古事
(
けいこごと
)
、年に精々一度の芝居遊山が、人樣に顏を見られる機會で、
出雲
(
いづも
)
の神樣が、この折を狙つて
銭形平次捕物控:331 花嫁の幻想
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
幸子は彼女に
稽古事
(
けいこごと
)
をさせるために、自分も附き合って習字や茶の湯の師匠の
許
(
もと
)
へ通っていたが、そんな風でも困るからと云うので、三度に一度はひとりで行かせるようにした。
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
秋袷
(
あきあわせ
)
身を引締めて
稽古事
(
けいこごと
)
五百五十句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
▼ もっと見る
御身分がらにも釣合ひませぬし、
此方
(
こちら
)
はまだ根つからの子供で何も
稽古事
(
けいこごと
)
も仕込んでは置ませず、支度とても唯今の有様で御座いますからとて
幾度
(
いくたび
)
断つたか知れはせぬけれど
十三夜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
稽
常用漢字
中学
部首:⽲
15画
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“稽古”で始まる語句
稽古
稽古本
稽古場
稽古着
稽古槍
稽古矢
稽古所
稽古屋
稽古三味線
稽古弓