“稽古事”の読み方と例文
読み方割合
けいこごと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また茶の湯とか、挿花そうかとか、遊芸とかの稽古事けいこごとで過当な時間と精力を費しているのも非現代的だと考えます。
婦人改造と高等教育 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
其時そのときはじめてたとかつて人橋ひとばしかけてやい/\ともらひたがる、御身分おみぶんがらにも釣合つりあひませぬし、此方こちらはまだつからの子供こどもなに稽古事けいこごと仕込しこんではおきませず
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
滅多めつたに外へ出る折もなく、町内の錢湯や、髮結ひ、きまつた道順の稽古事けいこごと、年に精々一度の芝居遊山が、人樣に顏を見られる機會で、出雲いづもの神樣が、この折を狙つて