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寒稽古
ふりがな文庫
“寒稽古”の読み方と例文
読み方
割合
かんげいこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんげいこ
(逆引き)
木剣の冷たい肌を頬に当てると、幼年のころ、
寒稽古
(
かんげいこ
)
の
床
(
ゆか
)
で、父の
無二斎
(
むにさい
)
からうけた烈しい
気魄
(
きはく
)
が、血のなかに
甦
(
よみがえ
)
ってくる。
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それからまた
浜町河岸
(
はまちょうがし
)
の大竹という道場へもやはり
寒稽古
(
かんげいこ
)
などに通ったものである。中学で習った柔術は何流だったか覚えていない。が、大竹の柔術は確か天真揚心流だった。
追憶
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
寒稽古
(
かんげいこ
)
病める師匠の
厳
(
きび
)
しさよ
六百句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
寒稽古(かんげいこ)の例文をもっと
(6作品)
見る
“寒稽古”の意味
《名詞》
寒 稽 古(かんげいこ)
冬など、気温が寒い時期の稽古。
(出典:Wiktionary)
“寒稽古”の解説
寒稽古(かんげいこ)とは、寒の時期に、武道や芸事の修練を行うこと。技術の向上とともに、寒さに耐えながら稽古をやり遂げることで、精神の鍛錬をするという目的にも重きをおかれて行われるものである。俳句の季語としても用いられる。
(出典:Wikipedia)
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
稽
常用漢字
中学
部首:⽲
15画
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
“寒”で始まる語句
寒
寒気
寒氣
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寒風
寒冷
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“寒稽古”のふりがなが多い著者
高浜虚子
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与謝野晶子
芥川竜之介