トップ
>
科野
>
しなの
ふりがな文庫
“
科野
(
しなの
)” の例文
その國より
科野
(
しなの
)
の國
一九
に越えまして、科野の坂
二〇
の神を言向けて、尾張の國に還り來まして、先の日に
期
(
ちぎ
)
りおかしし
美夜受
(
みやず
)
比賣のもとに入りましき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
この若い男は、
科野
(
しなの
)
国の獣神であって、福慈の女神により人間に化せしめられつつあるうち病気をしてしまったのでこの洞窟内で療養せしめられているのだといった。
富士
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
岳名の穂は、秀の仮字にて秀でて高き意なるべしと、また穂高を奥岳ともいう、と『
科野
(
しなの
)
名所集』に見ゆ、俊秀独歩の秀高岳、まことにこの山にして初めてこの名あり。
穂高岳槍ヶ岳縦走記
(新字新仮名)
/
鵜殿正雄
(著)
むかし、一人の旅人が、
科野
(
しなの
)
の国に旅して、
野路
(
のみち
)
を踏みたがへ、
犀川
(
さいがは
)
べりへ出ました。むかうへ渡りたいと思ひましたが、あたりに橋もなし、渡も見えず、困つてをりますと
狐の渡
(新字旧仮名)
/
土田耕平
(著)
小幡
(
おばた
)
、
御厨
(
みくりや
)
、
科野
(
しなの
)
、
篠木
(
しのき
)
、
柏井
(
かしわい
)
、
秦川
(
はたがわ
)
などの各所に辺在して、各〻、上には頭目をいただき、武器馬具も盗み
蓄
(
たくわ
)
え、すわといえば、天下の稲を喰らい、領主なく国境なく、奔放野馬のごとく、また
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
科野
(
しなの
)
の國の
洲羽
(
すは
)
の海
一四
に
迫
(
せ
)
め到りて、殺さむとしたまふ時に、建御名方の神白さく
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
科野
(
しなの
)
村の長井
半之丞
(
はんのじょう
)
。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
意富
(
おほ
)
の臣
四
、
小子部
(
ちひさこべ
)
の連、坂合部の連、火の君、
大分
(
おほきた
)
の君、阿蘇の君、筑紫の
三家
(
みやけ
)
の連、
雀部
(
さざきべ
)
の臣、雀部の造、
小長谷
(
をはつせ
)
の造、
都祁
(
つげ
)
の直、伊余の國の造、
科野
(
しなの
)
の國の造、道の奧の
石城
(
いはき
)
の國の造
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
意富
(
おお
)
の
臣
(
おみ
)
・
小子部
(
ちいさこべ
)
の連・坂合部の連・火の君・
大分
(
おおきた
)
の君・
阿蘇
(
あそ
)
の君・筑紫の
三家
(
みやけ
)
の連・
雀部
(
さざきべ
)
の臣・雀部の
造
(
みやつこ
)
・
小長谷
(
おはつせ
)
の造・
都祁
(
つげ
)
の
直
(
あたえ
)
・
伊余
(
いよ
)
の國の造・
科野
(
しなの
)
の國の造・道の奧の
石城
(
いわき
)
の國の造・
常道
(
ひたち
)
の仲の國の造・
長狹
(
ながさ
)
の國の造・伊勢の
船木
(
ふなき
)
の直・尾張の
丹羽
(
にわ
)
の臣・島田の臣等の祖先です。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
科
常用漢字
小2
部首:⽲
9画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
“科”で始まる語句
科
科白
科人
科学
科学者
科長
科戸
科挙
科學博物館
科學