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秀
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ホ
ふりがな文庫
“
秀
(
ホ
)” の例文
必学者は
秀
(
ホ
)
や
穂
(
ホ
)
を以て解決出来た様なふりで居る。併し、ほぐと言ふ語の語原を説いた後に思ひあはせれば、今までの理会は妙なものであつた事に心づく事と思ふ。
「ほ」・「うら」から「ほがひ」へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
イ段の仮名にあたる音がオ段にあたる音に(
木
(
キ
)
—
木
(
コ
)
の実、
火
(
ヒ
)
—
火
(
ホ
)
の
秀
(
ホ
)
—焰)
国語音韻の変遷
(新字新仮名)
/
橋本進吉
(著)
遠山並み晴れて、さし出づる国の
秀
(
ホ
)
は、
波切
(
ナキリ
)
の崎の見ゆるにか あらむ
鵠が音:01 鵠が音
(新字旧仮名)
/
折口春洋
(著)
秀
(
ホ
)
の意義なども、逆に「ほ」の影響を受けて、
愈
(
いよいよ
)
著しく固つたらうと言ふ事も考へねばならぬ。
「ほ」・「うら」から「ほがひ」へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
夕凪ぎのひたすら晴れて、峡遠く 山の
秀
(
ホ
)
さやに見ゆる日 つゞく
鵠が音:01 鵠が音
(新字旧仮名)
/
折口春洋
(著)
▼ もっと見る
呪言に伴うて精霊が表す神秘な標兆として、
秀
(
ホ
)
即
末端
(
ウラ
)
に
露
(
あらは
)
れるものゝ意である。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
屋敷木の
秀
(
ホ
)
つ枝のあかり見て居れば、木の間の暗さ 深くなりたり
鵠が音:01 鵠が音
(新字旧仮名)
/
折口春洋
(著)
「ほ」の原義は知れないが、「うら」と似た筋路に立つ事を思へば、
末
(
ウラ
)
・
梢
(
ウラ
)
・
表
(
ウラ
)
(うら<うれ)同様、
秀
(
ホ
)
の義だとも言へる。表面・末端の義から、さうした出現形式に言ふのだと説けばわかる。
「ほ」・「うら」から「ほがひ」へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
家の
庭苑
(
ソノ
)
にも、立ち替り咲き替つて、栽ゑ木、草花が、何處まで盛り續けるかと思はれる。だが其も一盛りで、坪はひそまり返つたやうな時が來る。池には葦が伸び、蒲が
秀
(
ホ
)
き、
藺
(
ヰ
)
が抽んでゝ來る。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
家の
庭苑
(
ソノ
)
にも、立ち替り咲き替つて、栽ゑ木、草花が、何處まで盛り續けるかと思はれる。だが其も一盛りで、坪はひそまり返つたやうな時が來る。池には葦が伸び、蒲が
秀
(
ホ
)
き、
藺
(
ヰ
)
が抽んでゝ來る。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
家の
庭苑
(
ソノ
)
にも、立ち替り咲き替つて、栽ゑ木、草花が、
何処
(
ドコ
)
まで盛り続けるかと思はれる。だが其も一盛りで、坪はひそまり返つたやうな時が来る。池には葦が伸び、蒲が
秀
(
ホ
)
き、
藺
(
ヰ
)
が
抽
(
ヌキ
)
んでゝ来る。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“秀”の意味
《名詞》
(シュウ)成績や品質などの評価において、最も優れていること。
(出典:Wiktionary)
“秀(飾り職人の秀)”の解説
飾り職人の秀(かざりしょくにんのひで)は、必殺シリーズに登場した仕事人の一人。初登場作は『必殺仕事人』。三田村邦彦が演じた。
(出典:Wikipedia)
秀
常用漢字
中学
部首:⽲
7画
“秀”を含む語句
秀麗
秀才
俵藤太秀郷
閨秀
香取秀真
秀真
優秀
清秀
秀吉
秀忠
眉目秀麗
正秀
秀調
菅秀才
俊秀
文屋康秀
秀哉
白柳秀湖
藤原秀衡
秀枝
...