みわ)” の例文
かれその三勾みわのこれるによりて、其地そこに名づけて美和みわといふなり。この意富多多泥古の命は、みわの君、鴨の君が祖なり。
くるしくもあめみわさき狭野さぬのわたりにいへもあらなくに 〔巻三・二六五〕 長奥麻呂
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
その麻の三輪殘つたのによつて其處を三輪と言うのです。このオホタタネコの命は、みわの君・鴨の君の祖先です。
三輪山説話として神婚説話の典型的な一つでみわ氏、鴨氏等の祖先の物語。——