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相貌
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さうばう
ふりがな文庫
“
相貌
(
さうばう
)” の例文
拜するに目と
頬
(
ほゝ
)
の間に
凶相
(
きようさう
)
顯
(
あら
)
はれ中々以て
高貴
(
かうき
)
の
相貌
(
さうばう
)
にあらず拙者の
勘考
(
かんかう
)
には御證據の品は實ならんが
御當人
(
ごたうにん
)
は
贋者
(
にせもの
)
なりと決したり依て天下の爲再吟味を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
旅の疲れも拔け切らない平次は、事件の
相貌
(
さうばう
)
の重大さに
鼓舞
(
こぶ
)
されて、もう獵犬のやうに張り切つて居ります。
銭形平次捕物控:300 系図の刺青
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
篤
(
とく
)
と拜見候處
御面相
(
ごめんさう
)
甚だ
宜
(
よろ
)
しからず第一に目と
頬
(
ほゝ
)
との
間
(
あひだ
)
に
凶相
(
きようさう
)
現はる是は存外の
謀計
(
はかりごと
)
を
企
(
くはだ
)
つる相にて
又
(
また
)
眼中
(
がんちう
)
殺伐
(
さつばつ
)
の氣あり是は人を
害
(
がい
)
したる
相貌
(
さうばう
)
なり且眼中に赤き
筋
(
すぢ
)
ありて
此筋
(
このすぢ
)
瞳
(
ひとみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
聞
(
きこ
)
し
召
(
めさ
)
れ限りなき
御祝着
(
ごしうちやく
)
にて
片時
(
へんじ
)
も早く
逢度
(
あひたく
)
との上意なりし御親子の御
間柄
(
あひだがら
)
また
別段
(
べつだん
)
の御事なり扨も大岡越前守殿には數寄屋橋の御役宅へ歸り
獨
(
ひとり
)
熟々
(
つら/\
)
勘考
(
かんかう
)
有
(
ある
)
に天一坊の
相貌
(
さうばう
)
不審
(
ふしん
)
千萬なりと思はるれば
翌朝
(
よくてう
)
未明
(
みめい
)
伊豆殿御役宅へ參られ御
逢
(
あひ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“相貌”の意味
《名詞》
顔つき。人相。容貌。
(出典:Wiktionary)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
貌
常用漢字
中学
部首:⾘
14画
“相貌”で始まる語句
相貌端荘