“甲状腺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうじょうせん50.0%
しるし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲状腺こうじょうせんれて目がダン/\繰り出して来るゴイトルという奴さ。殆んど女に限るところを見ると苦労性の病気だね。それに家の奴のはヒステリーが大分手伝っている。気むずかしくて困るよ」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
ただ、濃い眉、ふとい鼻ばしら、嬰児あかごこぶし大もあるのんど男性おとこ甲状腺しるし——それだけは母のものではない、いて血液の先をたずねれば、大曾祖父おおそうそふ源義家のあらわれかもしれない。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)